現在コモンライフ新宮浜の居住者の方は、どのような住まいで暮らしているのでしょうか。
インタビューを行ったので、その内容を紹介します。
奥さんとご主人の二人で住んでおり、住み始めて6年目のご家族。奥さんは雑貨屋を経営しており、家が事務所も兼ねています。テレビでアメリカのライフコーディネーターであるマーサ・ステュアートさんのことを知り、彼女のライフスタイルに触発されて手作りの雑貨やインテリアに興味を持ち、現在ではお店を構えています。売り物は、”ここにしかないもの”を目指し、自分でアレンジしたものや、アメリカから仕入れたものもあります。
奥さんが好きなマーサ・ステュアートの家を意識し、すべて特注で増築されたもので、応接室としても利用しています。
うっそうとした庭:春には緑のトンネルができます。奥さんはうっそうとしている庭が好きで、入居時よりだいぶ草木が増えたそうです。砂地で植物が育ちにくいので植木鉢のまま置いて育てているものもあります。庭に生えている松は背の高いものが多く、住まいを取り囲むように立っています。
ご主人、奥さん、二人のお子さんの四人で住んでいる入居27年目のご家族。ご主人は広告デザインの仕事をされていました。
ご主人は貧乏風の家を希望し、とにかく安く仕上げることを望みました。そのため室内には壁紙を張らず、ベニヤ板で仕上げています。床のフローリングは玄関からデッキにかけて斜めに張られています。また、むき出しの鉄骨補強筋はレモンイエローに塗ってもらっています。これは雨の日、洗濯物を干すのに役立っているそうです。お住まいは当初平屋でしたが、子供の成長と共に2階に子供部屋を増築しました。室内は吹き抜けでエアコンの効きが悪いので、ランニングコストを考え、鋳物製の「ヨツールの暖炉」を購入したそうです。
階段の手すり、階段横の棚、個室の扉のアクリル板製の窓、二階廊下のあかり取り窓兼小展示スペースは、ご主人自ら図面を引いて施工を依頼したものだそうです。